【香典返し】の豆知識
香典返しに関するマナーなどご紹介いたします。

【喪中】の豆知識
喪中に関するマナーなどご紹介いたします。

【法要・法事】の豆知識
法要・法事に関するマナーなどご紹介いたします。

【熨斗】の豆知識
熨斗に関するマナーなどご紹介いたします。

【挨拶状・礼状】の豆知識
挨拶状・礼状に関するマナーなどご紹介いたします。

【初盆】の豆知識
初盆に関するマナーなどご紹介いたします。

香典返しの豆知識

【香典(こうでん)】
亡くなった人の霊前に供える金品のことをいいます。
お香典は香典袋に入れて、通夜あるいは告別式などの葬儀の際にご遺族へお渡しするものです。

【香典返し(こうでんかえし)】
香典返しはその際いただいたお香典のお礼のことをいいます。

新潟市およびその周辺の場合は、平均するとご逝去されてから1ヵ月前後が多いようです。※一部地域を除く
また、四十九日法要を終えられてからお返しする方もいらっしゃいます。※一部地域を除く
※全国的には四十九日(五十日祭)が終わってからという地域が多いようです。

通例では、「故人をゆっくり送る」ということで「四十九日」に忌明けを行いますが、亡くなられた日が月末などで四十九日の忌明けが3ヶ月間になる場合や、四十九日という言葉の語呂が「始終苦が身に付く」とよくないことで「三十五日」を忌明けとされる地域もございます。

宗派によって定められている場合もございますので、法要をお願いするお寺様にご相談されるとよろしいかと思います。

香典返しは忌明け後に差し上げるものになりますので「49日」または「35日」に合わせて用意しておきましょう。

あくまでも目安としてはよく言われる『半返し』が多いようです。
いただいた御香典の半分の金額を出し、そこから御通夜・御葬儀でお渡しした『即日返しの金額』を引いた金額を目安にされると良いかと思います。
※即日返しとは・・・小さな紙袋に入った御通夜セット(2,000円~2,500円前後) のことです。

【即日返しを2,000円とした場合の一例】
頂いた金額が10,000円・・・定価 2,500円~3,500円前後の品
頂いた金額が20,000円・・・定価 7,500円~8,500円前後の品
頂いた金額が30,000円・・・定価 11,000円~13,000円前後の品
頂いた金額が50,000円・・・定価 20,000円~23,000円前後の品
上記は品物の定価としてご参考ください。

もちろん返礼品には正解というものがございませんので、あくまでも目安としてお考えください。

「即日返し(当日返し)」とは、本来は御葬儀が終わった後、三十五日もしくは四十九日法要などに合わせ頂いた香典金額に応じ御礼のお品をお送りすることが一般的です。しかし、葬儀後に香典返しをするには、記帳の整理やお送りする商品の選定など、葬儀後のご家族にとってはとても大変なこととなりますので、お通夜・告別式の場で感謝の気持ちを込めてお香典返しをお渡しするものを『即日返し』といいます。
葬儀当日に直接お渡しするもので、葬儀後の家族にかかる記帳の整理や発送手続きなどの負担を軽減します。感謝を込めて手から手にお渡ししますので、本来の香典返しの意味合いにもかなったものとなります。
【特 徴】
(1)当日に香典返しが済むため、御葬儀後のご家族の手間を軽減することが出来ます。
(2)当日お一人ずつ直接お渡しできることで、記帳漏れやご住所間違いなどが無くなります。
(3)当日に手渡しができるため配送料がかかりません。
(4)会葬人数が多い場合にお勧めです。
※ただし、高額なお香典をいただいた方へは後日その金額やお付き合いの程度に応じてお返しをします。
【目 的】
商品にお礼状と香典返しの挨拶状をセットし、会葬者様がご焼香をした後にお渡しするものです。香典返しを当日に行うといっても、香典をいただいた全ての方に同じ商品をお渡しするものであり、香典袋を開け金額を確認してお礼をするのではありません。一般的に\2,500~\5,000の商品を用意し、香典金額1万円までの方を当日に終わらせる目的で行います。

「会葬御礼」とは、お通夜・御葬儀などにお参りいただいた方々へ、感謝の気持ちを伝えるものです。
お礼状やお清め塩、荷物にならないコンパクトな品物などを1つにまとめて、会葬いただいた方にお渡しいたします。
※お清め塩は宗教宗派によってお付けしない場合もあります。 会葬御礼とは本来、わざわざお時間を割いてお参りに来て下さる行為に対する御礼であり、お香典に対する御礼ではありません。お通夜、葬儀の際に会葬御礼のみをお返しする場合は、後日あらためてお香典返しをするのが一般的といえます。
【特 徴】
(1)いただいた金額やお付き合いの程度を考慮しながら、個別に相手様へのお礼をすることが出来ます。
(2)落ち着いてからのお返しができるため、バラエティに富んだ商品のお礼が出来ます。
(3)家族葬や少人数会葬の場合は、お香典をいただく相手様のこともよくわかるので後日改めて個別のお礼が出来ます。
【目 的】
商品にお礼状をセットし、会葬者様がご焼香をした後にお渡しいたします。会葬御礼とは、字のごとく、会葬(お参りいただくこと)への御礼となるため、お香典の有無に関係なく全ての会葬者へお渡しする事が本来の意味でもあります。

香典返しにおいてお返ししてはいけないタブーとされているものに「四つ足生臭もの(お肉・お魚」「慶事を連想するもの(お酒・昆布・かつお節)」などがあります。地域によっては「忌明け後」を意味する「四十九日」まで「四つ足生臭もの」を控えるところもあります。
ただし、お肉・お魚も「生」であることをいいますし、昆布・かつお節についても「昆布だけ」「かつお節だけ」でなければ、詰め合わせセットに入っているものを気にされる方は少ないようですが、ご年配の方やしきたりを重んじる方にとっては「非常識」であると不快な思いをされる方もいらっしゃいますので、避けた方が無難かと思われます。

また最近では、お香典返しの金額がわかってしまうからといった理由で「商品券」でお返しする方も少なくなってきたようです。

以下は品物が持つ意味として一例をあげておきますので、商品を選ぶ参考にしてください。
陶 器・・・死後は土に還るという意味で個人を偲ぶ。
漆 器・・・不幸を塗り潰す。
繊 維・・・清め、悲しみを覆い包む。
洗 剤・・・不浄を洗い流す。
食 品・・・後に残らず無くなるので、不幸が及ぶのを消す。
金 物・・・光物で魔除けになる。

全般的には「繊維類(タオル類や毛布など)」「食品類(お茶・のり・コーヒー・椎茸など)」が多いようです。
日々使われる「洗剤」「食用油の詰め合わせ」なども「いただいても困らないから」という理由で先様には重宝されているようです。

また、「故人が好きだったもの」や「思い出の品」を香典返しとして「故人が生前、好きだった○○をお送りさせていただきました。少しでも故人を偲んでもらえればと思います。」といったお手紙を付けてお返しされる方もいらっしゃいます。

最近では先様に選んでいただく「カタログギフト」のご利用も増えました。カタログギフトの中には「生のお肉・お魚」「お酒」なども載っていることもありますが、受け取った方が選んで申し込む分にはタブーにはならないでしょう。

会社やご友人から数人でいただくケースもよくあります。
人数の多い場合は、皆さんで召し上がることのできる「お茶・コーヒー・お菓子」などをお返しする方が多いようです。
少人数または代表の会葬者が「個人の香典を預かってきた」という場合には、個別に香典返しをしましょう。

複数の方からいただいた香典で名義が会社名義組合名義であった場合、福利厚生や慶弔費といった形で経費とされていることもあり、その場合一般的にはお返しは不要とされています。ただし、お休みを頂いたことや心配していただいた御礼として、皆さんで召し上がることのできるお菓子など用意したほうが丁寧でしょう。

療養中にお見舞いをいただき、さらに御香典をいただいた方へ別々にお返しする方は少なく、またお亡くなりになった場合にはお見舞いのお返しは考えないという方もいらっしゃいますので、そのような場合は御香典のお返しにお気持ち分を若干足した金額の品をお返しする方が多いようです。
お見舞いのお返しは、個々のお宅でお付き合い程度によって変わることもございます。
また、挨拶状とは別に『お見舞い御礼カード』をお付けすることで失礼にはあたらないかと思います。

※ヨシハラギフトでは、『お見舞い御礼カード』のほか『供花・弔電・供物カード各種』なども無料サービスとしてご用意しております。

喪中に関する豆知識

「喪中」とは、ご家族など近親者がお亡くなりになった際に、その死を悲しんで一定期間、喪に服すことをいいます。
喪中期間は別称として「服喪期間」「忌服期間」ともいい、「忌」と「服」の2つの期間からなりたっています。かつては「忌」の期間は家の中にいて、穢れがうつらないよう、外部と接触を避け、「服」の期間は故人への哀悼の気持ちを表す期間とされ、慶事への参加は辞退し、喪家から慶事を行うことを避け、その昔は、外出する時には喪服を着用して出かけていたという時期になります。

喪中の期間を過ごすことで、近親者を亡くした喪失の状態から少しずつ立ち直り、日常生活に戻ることができる大切な期間でもあります。

また、忌明けの四十九日までを「忌中」、一周忌までを「喪中」とよんでいることが一般的でもあります。

喪に服す期間に含まれるのは一般的に「二親等」までとされています。
零親等(配偶者)一親等(親・子・子の配偶者・配偶者の親)」は1年間
二親等(兄弟姉妹・配偶者の兄弟姉妹・孫・孫の配偶者・祖父母・配偶者の祖父母)は3ヶ月間 とされています。

通例は、二親等まで1年間喪中としている方が多く、同居家族であれば二親等でなくとも喪に服すことがよいでしょう。

「年賀欠礼状(喪中はがき)」とは、一年を通して近親者に不幸があった場合に喪に服しているため新年のご挨拶を欠くことを伝える挨拶状のことをいいます。「年賀欠礼状(喪中はがき)」を出すタイミングは、先様が年賀状を購入する前に届くように出すことが望ましいとされ、毎年、年賀状や年始の挨拶を交わしている方へは「11月中旬~12月初旬」に届くように準備することをお勧めいたします。

当店でもご用意がございますので、お気軽にお尋ねください。

「年賀欠礼状(喪中はがき)」は11月中旬~12月初旬に先様に届くのが望ましいのですが、年末にご不幸があった場合、年賀欠礼には間に合いませんので、年賀状は出さずに、松の内(元旦から7日まで:正月の松飾りを立てておく期間をいいます)までに出せなかった年賀状の返礼に使われる「寒中お見舞い」を出されることをお勧めいたします。

寒中見舞いとは、本来、暑中見舞いと同じような季節の挨拶状でしたが、もらった年賀状への返事として使われるようになったものです。
使われ方としては
(1)もらった年賀状への返事
(2)喪中の人への寒中見舞い(喪中はがきへの返事)
(3)喪中にもらった年賀状への返事
(4)喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫び
が一般的となり、松の内(1月7日)があけてから立春(2月4日)まで。投函は1月末までを目安にします。

年賀欠礼はがき同様、毎年、年賀状や年始の挨拶を交わしている方が対象となります。こちらもご用意がございますので、お気軽にお尋ねください

「年賀欠礼はがき」で不幸を知り、お香典やお供えなど持ってこられる方もいらっしゃいます。
その場合にもいただいた「半額返し」のお返しをすることがよいかと思います。その際は感謝の「御礼状」を添えられることをおすすめいたします。
各種礼状につきましてもご用意がございますので、お気軽にお尋ねください。

法要・法事に関する豆知識

法事(ほうじ)とは、法要(僧侶にお経をあげてもらうこと)を行い、そのあとの食事の席(御斎=おとき)を設けるまでの行事全般をいいます。

法要(ほうよう)とは、亡くなった人への冥福を祈り、ご自宅やお寺で供養をする仏教行事(お経をあげてもらう)のことです。
※お寺で法要をする場合は、お供え物などをお寺にご確認ください。

年忌法要とは、定められた年の祥月命日(しょうつきめいにち)に行われる法要のことをいいます。
死後満一年目を一周忌、翌年の二年目を三回忌とし、その後死亡年を含めて数え、七年目に七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌まで行うことが一般的です。それ以降は、五十回忌、百回忌となり、その後は五十年目ごとに法要を行います。

※祥月命日に行うことが一番ですが、当日に行うことが難しい場合は、その日より前の日に行うのが一般的とされています。
※祥月命日とは・・・故人が亡くなられた月日と同じ月日のことをいいます。

まず、お寺様にご都合を確認し、法事の日取りを決めたら、そのあとに御斎の会場の手配をします。
次ぎに参列される方へ案内状を送ります。遅くても2ヶ月前から準備されたほうが宜しいかと思います。
※当社では、案内状を無料でお作りしております。

一般的には、引き出物・式菓子・おこわをお付けする方が多いようです。

タオル類、食品などの詰め合わせ(のり、椎茸などの乾物類)、鮭の味噌漬けや、最近では【選べるカタログギフト】も人気がございます。

一般的には2,500円~3,000円の商品が多いようです。

2,500円~3,000円のお菓子(式菓子)をご用意する方が多いようです。
そのほかにはおこわお供え用のお饅頭などがございます。

陶 器・・・死後は土に還るという意味で個人を偲ぶ。
漆 器・・・不幸を塗り潰す。
繊 維・・・清め、悲しみを覆い包む。
洗 剤・・・不浄を洗い流す。
食 品・・・後に残らず無くなるので、不幸が及ぶのを消す。
金 物・・・光物で魔除けになる。

熨斗に関する豆知識

熨斗(のし)とは、一般的には慶事における贈り物や贈答品に添える飾りのことで、本来は「熨斗鮑(のしあわび)」という、鮑の肉を薄く削ぎ、火のし(現代でいうアイロン)で平らに伸ばしたものを乾燥させたものを和紙などにくるんで贈り物に添えたのが始まりだとされています。

熨斗といえば、水引が印刷された紙のことと思いがちですが、実は、のし紙の「右上部分にある飾り」の部分を指しているのです。

【のしあわび】
四方を海に囲まれた日本では、昔から海の幸に恵まれ、特に鮑は重要な食物で、神事のお供え物(神饌=しんせん)として用いられてきました。鮑を平たく伸ばした後、かつらむきに長く切りのばし、天日干しされた熨斗鮑は、栄養価が高く長持ちすることから、中世には武家の出陣や帰陣の祝儀に用いられ、戦場の貴重な保存食となり、江戸時代には長生き長持ちの印と重宝がられ、祝事や慶事の儀式に高価な贈答品として用いられるようになりました。

時代の移り変わりと共に熨斗鮑を、水引や熨斗鮑が印刷された慶事に用いられる「掛け紙」を「熨斗(のし)紙」と呼ぶようになりました。

本来であれば「慶事には 熨斗紙」「仏事には 掛け紙」と呼ぶのが正しいとされていますが、今では慶弔問わず「のし」または「のし紙」という言葉が使われています。

古くは、反物や陶器・装飾品などの贈り物の際には熨斗を掛けることが常識となり、熨斗鮑が生ものであることから、かつお節や生魚などの贈り物には付けずに贈るとされています。

水引とは、ご祝儀袋や不祝儀の際にもちいる飾りを指し、贈答品のつつみ紙などに掛けられる帯紐のことです。

水引の起源の古くは、飛鳥時代・遣唐使の小野妹子(おののいもこ)が隋から帰還した際に、同行した答礼使が持参した貢物に紅白の麻紐が結ばれており、その後、紅白の麻紐を宮廷への献上品に結んでいたと言われる説や、室町時代・日明貿易の際に、輸出品を他の品と間違えないように区別するため、すべての輸入品の箱に紅白縄を付けていたものを日本が勝手に誤解し、贈答品に紅白縄を付けるものだとされた説や、古い時代・海賊からの魔除けや航海の無事を祈るため縄に塗っていた黒色が変色して赤色になっていたため縁起が良いものとされる説などがあります。

水引の語源も同様に諸説ありますが、紙で作られた紙縒り(こより)が元の紙の状態に戻らないようにするため、糊水を引いて乾かし固めたとする説と紙縒り(こより)を着色した水に浸して引くように色を染めたからとされています。

一般的に使われる「水引の色」は以下のとおりです。

【赤白】・・・祝い事全般に用いられます。紅白は下記の通り特殊な水引のため、一般的に紅白の水引と呼ばれているもののほとんどは赤白の水引の誤用です。赤は魔除け、白は神聖で汚れがないという意味があります。

【紅白】・・・皇室の祝い事にのみ用いられます。用途の特性上、販路も限られるため、一般に目にすることはほとんどありません。紅色の水引は赤い染料を使用して染めてはいますが、染め上がった水引は玉虫色と言われる濃い緑色をしている。

【金銀】・・・結納や結婚祝いには金と銀の水引が用いられます。長寿祝いや褒章受章祝いなど結婚以外でも一生に一度のようなお祝い事には使われることもあります。地域によっては赤白と同様のお祝い事に用いられる事があります。

【金赤】・・・神札や門松飾りなど、特殊な用途にのみ使われます。

【黒白】・・・お香典やお供えなどの仏事に用いられます。欧化政策において喪の色に「黒」を使用するようになった明治以降より使用されています。

【黒銀】・・・黒白に同じ。

【黄白】・・・関西方面・北陸地方では不祝儀の色として用いられます。黄色は黒の次に尊い色とされていることからといわれています。

【双銀】・・・女性が香典を出す際やキリスト教形式の時にも用いられる。

【双白】・・・双白の水引は、香典など、神事で用いられます。

【青白】・・・古い時代には仏事に用いられたが、現代においてはほぼ用いられることはありません。

【りぼん結び(蝶結び・花結び)】・・・開くことを目的とした結び。何度も結び直すことができることから「何度あっても良い」の意味で使用します。※結婚祝いを除く慶事や贈答品に利用されます。

【結び切り(本結び・真結び)】・・・固く締めた結び方であり、一度ほどいてしまうと簡単に結ぶことが出来ないため、「一度きりで二度と繰り返さないように」の意味で使用します。※結婚祝い(結婚記念日を除く)や弔事、病気見舞いなどに利用されます。

【あわじ結び(あわび結び)】・・・古くからある水引の基本の結び方です。慶事・弔事・神事・仏事すべてに用いられる結びで、利用目的によって水引の色を使い分けます。

【あわじ返し】・・・あわじ結びの変形。大きな品物や重い品物を結ぶ際に使用される。寄りを返す波に例えて、良いことが幾重にも重なるようにという意味を持ち、婚礼時には使用しません。

【輪結び】・・・「縁を切らない」ということから余った水引を切ることなく輪にして結ぶ水引です。すべて滞りなく丸く納まるようにという意味で、特に婚礼に好んで使用されます。

五行陰陽説の中では偶数は陰数、奇数は陽数とされています。慶事には奇数の5本で結ぶのが基本となり、3本は5本を簡素化したもので、7本は5本を丁寧にしたものとなります。9本は奇数ですが「苦」に通じるので、縁起を担ぎ用いられることはありません。 結婚のお祝いに使用されている10本結びは偶数として捉えず、両家5本ずつと考えます。倍数の二重の陽結び、そして両家が手と手を結び合っていることから数の十から充分に満ちていることを意味し、婚儀に用いられています。

弔事の場合は、2・4・6本の偶数を使用します。

のし紙の上部を「のし上」といい、「のし上」には「表書き(贈る目的=使用用途)」を書きます。
のし紙の下部を「のし下」といい、「のし下」には「差出人(贈り主)の名前」を書きます。

仏事の場合には「のし上」に「志」や「満中陰志」や「粗供養」などの返礼品の目的を書き、「のし下」には、香典返しの場合であれば「喪主の姓」、法事などの引き出物なら「施主の姓」を書くのが一般的です。

【注意したい点】
まれに表書きの書き方で誤った使い方をしてしまいがちなものに「志」と「寸志」があります。
「志」とは仏事に使用する表書きで、「寸志」は目上から目下へお礼や差し入れなどする贈り物に使われるものです。
また、寸志の場合は紅白の水引が一般的ですので、これを仏事で使用すると大変失礼にあたります。ご注意ください。

のしの掛け方には「内のし」と「外のし」と種類があります。

【内のし】・・・「品物→のし掛け→包装」とのし紙を隠すスタイルになっており、控えめな印象のため、内祝いや仏事では内のしをお選びになる方が多くいらっしゃいます。

【外のし】・・・「品物→包装→のし掛け」の順にするため贈る目的や差出人がひと目でわかるので、お年賀や引っ越しの挨拶品などは外のしが良いとされています。

挨拶状・礼状に関する豆知識

お悔みの手紙やあいさつ状で気をつけたい言葉に「忌み言葉(いみことば)」があります。忌詞、忌み詞、忌言葉ともいいます。
これは、不幸・不吉を連想する言葉のことをいい、ご不幸があった方へは使わないようにしたほうが良い言葉となります。
【主な忌み言葉】
「四(4)」、「九(9)」…「死」「苦」をイメージしてしまうため
「死」「死ぬ」「死亡」…ダイレクトな表現はNGです。
「重ね言葉」…「かえすがえす」「重ね重ね」「くれぐれも」「しばしば」「重々」「たびたび」「たまたま」「次々」「時々」「どんどん」「日々」「ますます」「またまた」「みるみる」「わざわざ」 など。
その他にも…相次ぎ、飽きる、浅い、焦る、褪せる、忙しい、痛い、おしまい、落ちる、衰える、終わる、欠ける、悲しむ、枯れる、崩れる、消す、壊す、冷める、去る、しめやかに、捨てる、葬式、絶える、散る、倒れる、弔う、とんでもない、流す、無くす、亡くなる、涙、冷える、病気、降る、仏、ほどける、滅びる、負ける、短い、病む、破る、敗れる、割る、悪い、失う、返す、帰る、切る、切れる、断る、裂ける、出す、逃げる、放す、離れる、ほころびる、戻る、別れる、繰り返し、繰り返す、再度、再び など。

また、忌み言葉でも言い換えて使うと失礼にはあたらないこともありますので、忌み言葉を避けて使わなければならない場合には「たまたま=偶然」など言い換えた表現を使うことをおすすめいたします。
「終える=お開きにする」「かえすがえす=幾度も、多くの」「帰る=失礼する」「くれぐれも=どうか、十分に」「死ぬ、亡くなる=ご逝去される」「たびたび=いつも、よく」「最後に=結びに」などです。

あいさつ状で気をつけたい言葉に「忌み言葉」と先に述べましたが、年賀状や賞状、あいさつ状などには「、」や「。」などの句読点も付けないことが多々あります。
句読点は明治に入るまで使われておらず、学校で子どもが読み書きをする際に文章が読みやすくなるようにと使われ始めたものだそうです。そのため、大人に対する文章に句読点を付けるということは「相手を子ども扱いにしている」と失礼にあたるとされ使われていなかったようです。
また、句読点には「文章を切る」という役割があるため、慶事のあいさつ状では「縁が切れないように」弔事のあいさつ状では「滞りなく済みました」という思いから、句読点を使わないともいわれています。

香典返しを贈る(四十九日の忌明け後)際には、あいさつ状を添えられることが一般的です。
昔は、香典返しを喪主が直接先様へ出向き挨拶を返していましたが、現代では遠方の方含め、配送を利用したりすることで直接出向く機会が少なくなってきたことで、口頭で述べる挨拶の変わりに「無事に法要が済みました」の思いと報告を兼ねてあいさつ状(お礼状)を添えることが通例となりました。

当店でも各種ご挨拶状をご用意させていただいておりますので、お気軽にお申し付けください。

香典返しの挨拶状の場合には、遺族を代表して感謝を伝える手紙となりますので「喪主の名前」を記します。
喪主以外の遺族が香典や年賀状などいただいた場合の返事には喪主の名前ではなく、個人の名前で返事をされることが多いようです。

また、文末に「差し出した日」を書くことが基本ですが、忌明けより日が経ってから香典をいただいた場合の香典返しの場合にはあえて日付を省くケースや「○年○月」とされる方も多いようです。

初盆に関する豆知識

亡くなった人の四十九日法要を超えて「初めてのお盆」を迎えることを「初盆」といいます。
地域によっては「初盆」=はつぼん・ういぼん、「新盆」=にいぼん・あらぼんと呼称があるようです。

初めて迎えるお盆といっても亡くなった方の四十九日法要が済んでからの、初のお盆ということになります。例えばお盆の数日前に亡くなった場合には翌年が初盆になりますし、場合によっては四十九日法要を終えてすぐに初盆という事もあります。
お盆の供養は毎年行われますが、初盆は亡くなってはじめての里帰りとなりますから、盆棚と呼ばれる祭壇や盆棚(精霊棚)を設けて盆提灯などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的のようです。

お盆とは、先祖の精霊をお迎えし供養をする期間をいいます。また、お盆には先祖や亡くなった人たちが浄土から地上に戻ってくるとも考えられており、家にお迎えしともにひと時を過ごして、ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養をします。

地域によってお盆の期間は、旧暦と新暦によって7月15日前後か8月15日前後に大きく分かれていますが、全国的にもっとも多いのは、8月13日から4日間の期間をお盆としているようです。

先祖の供養についても、地方や宗派によって風習が大きく異なるのも特徴です。
一般的には13日に迎え火を焚いてお迎えし、16日の送り火であの世にお送りします。その間に、お墓参りをしたりお供えをしたりします。地域によっては盆踊りなどの行事がある所もあるようです。

お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または「盂蘭盆(うらぼん)」といい、「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経が由来であるとされています。

釈迦の弟子である目連(もくれん)は、神通力で亡き母が地獄で逆さ吊りの刑をうけていることを知ります。なんとかして母を救うことができないかと、釈迦(しゃか)に教えを乞いました。そこで釈迦は「旧暦の7月15日(現在の8月中旬ごろ)に多くの高僧を心から供養すれば、三途の苦しみから救えるでしょう」と伝えます。そして目連は言われたとおりに実践したところ、母親は無事に往生することができた、というところから来ています。
これが日本に伝わり、旧暦の7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などのお盆の行事がはじまったといわれています。

盆とは文字どおり、供物を置くための容器を意味するため、供物を供え祀られる精霊の呼称となって、盂蘭盆と混同されて合わさったともいわれております。実際に精霊を「ぼんさま」と呼ぶ地域もあるようです。

※「うらぼん」という言葉については、あまり聞きなれない言葉ですが、サンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する「ウラバンナ」からきているといわれています。ペルシャ語で霊魂を意味する「ウラヴァン」が由来だという説もあります。

お盆の行事として代表的なものに「迎え火」「送り火」がありますが、「迎え火」は盆の入り、「送り火」は盆明けに行われます。

「迎え火」は先祖の霊が現世に帰ってくるときの目印となります。13日の夕方か夜に行われるところが多いです。
迎え火は家の門口や玄関で行う場合もあれば、お墓で行う地域もあり、オガラ(皮をはいである麻の茎)を焙烙の上に折って燃やすのが一般的とされていますが、現代では、マンションなどで火の扱いが不可能な場合もあるため、提灯を使うこともあります。また、お墓から家まで提灯で明るく照らす地域もあります。

「送り火」は、お盆の間に一緒に過ごした先祖の霊を送り出すものです。15日か16日に行われるところが多いです。
行うこと自体は迎え火と同じで、先祖が無事に帰れることをお祈りします。京都の五山の送り火などもこれに当たります。

「迎え火・送り火」を行うとき、お盆にご先祖様が行き来するための乗り物として「ナスとキュウリの精霊馬」を飾る地域が多くあります。
「キュウリは足の速い馬と見立てられ、ご先祖様が早く帰ってくださるように迎え火の時におきます。送り火の際はご先祖様に少しでも長くともに過ごしていただくためという意味と、お帰りの際に供物をたくさん持ち帰れるように牛に見立てた「ナス」の乗り物で帰っていただきます。
※ 地域や宗派によっては全く逆の意味の場合もありますし、キュウリとナスの風習自体がないところもあります。

お盆とよく混同されるのが、「お彼岸」です。
お彼岸は3月の春分の日と9月の秋分の日の前後3日間を合わせた7日間を指します。

お盆は、先祖があの世から私たちのもとに出向くのに対し、お彼岸は私たちが先祖のところに近づく、という大きな違いがあります。お彼岸では、お盆のような行事はほとんどなく、お墓参りやお供えなどをすることが一般的です。

お彼岸のお供え物として「ぼたもち」と「おはぎ」が一般的です。
「ぼたもち」が春の花である牡丹、「おはぎ」が秋の花である萩を指しており、時期によって使い分けられていただけで、名前が違っていてもどちらも同じものです。なぜお彼岸のお供え物として使われるようになったかというと、材料の「あずき(小豆)」の朱色に、災難から身を守る除厄の効果があるとされていたからといわれています。

そして「彼岸」という言葉は仏教用語でもありますが、中国やインドにはお彼岸の風習はありません
日本で「お彼岸」が風習として根付いたのは、春に種をまき、秋に収穫する「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」をご先祖様や山神様に祈る風習があったためとされています。

お盆とお彼岸は由来自体異なりますが、どちらも先祖の霊を供養するという点では変わりありません。

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