複数の方からいただいた香典で名義が会社名義や組合名義であった場合、福利厚生や慶弔費といった形で経費とされていることもあり、その場合一般的にはお返しは不要とされています。ただし、お休みを頂いたことや心配していただいた御礼として、皆さんで召し上がることのできるお菓子など用意したほうが丁寧でしょう。
※祥月命日に行うことが一番ですが、当日に行うことが難しい場合は、その日より前の日に行うのが一般的とされています。
※祥月命日とは・・・故人が亡くなられた月日と同じ月日のことをいいます。
※「うらぼん」という言葉については、あまり聞きなれない言葉ですが、サンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する「ウラバンナ」からきているといわれています。ペルシャ語で霊魂を意味する「ウラヴァン」が由来だという説もあります。
「迎え火・送り火」を行うとき、お盆にご先祖様が行き来するための乗り物として「ナスとキュウリの精霊馬」を飾る地域が多くあります。
「キュウリは足の速い馬と見立てられ、ご先祖様が早く帰ってくださるように迎え火の時におきます。送り火の際はご先祖様に少しでも長くともに過ごしていただくためという意味と、お帰りの際に供物をたくさん持ち帰れるように牛に見立てた「ナス」の乗り物で帰っていただきます。
※ 地域や宗派によっては全く逆の意味の場合もありますし、キュウリとナスの風習自体がないところもあります。
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